ウェディングドレスデザイナーになるには?有名日本人デザイナーも紹介
ウェディングドレスデザイナーは、花嫁の憧れが詰まったドレスをデザインする素敵な職業。
今回は、そんなウェディングドレスデザイナーになるために必要な能力や、目指すためのルート、役立つ資格、平均年収、日本人の有名女性デザイナーをご紹介します。
目次
ウェディングドレスデザイナーの仕事とは?
ウェディングドレスデザイナーとは、新婦が着用するウェディングドレスをデザインする仕事です。
純白なドレスだけでなく、お色直し後のカラードレスをデザインすることもあるので、ドレスの色、形、素材はさまざま。
お客様の要望と体型に合ったデザインを考え、紙面にデッサンします。
デザイナーによっては、デッサン後の製作作業やコーディネートまで担当する方もいます。
ウェディングドレス製作の主な流れ
ウェディングドレスが完成するまでの主な流れは以下の通りです。
- お客様と打ち合わせを行う
- ドレスのコンセプトを考え、デザイン案を紙面にデッサンする
- パターンを作成する
- 仮縫いを行う
- お客様に試着してもらい補正する
- 本縫いを行う
- 完成後、お客様に引き渡す
ウェディングドレスデザイナーの繁忙期
一般的に結婚式は春と秋に行われることが多く、ウェディングドレスデザイナーの繁忙期は、そのシーズンの少し前である12月〜3月、6月〜8月あたりです。
ウェディングドレスデザイナーに求められる能力
ウェディンドレスグデザイナーには、お客様との打ち合わせで要望やこだわりを引き出し、それを反映させたうえで、個性のある質の高いデザインを提案することが求められています。
そのためには、以下3つの能力が必要です。
コミュニケーション能力
お客様の要望に沿ったドレスを作るためには、花嫁がイメージするドレス像を、打ち合わせでできるだけ引き出すことが大切です。
そのためには、話しやすい雰囲気作り、柔軟なやり取り、イメージを広げる提案力などが必要となります。
共感力・発想力(デザイン力)
ウェディングドレスをデザインするにあたって、共感力と発想力は欠かせません。
花嫁のウェディングドレスに対する憧れや要望に共感しながら、依頼主の想像以上のデザインを生み出す豊かなセンスと発想力が、花嫁を喜ばせるドレスづくりを実現させます。
集中力
デザインを完成させるまでには、ミリ単位の細かい修正を繰り返すことがあるため、コツコツした作業もこなせるような高い集中力が必要です。
ウェディングドレスデザイナーになるには
ウェディングドレスデザイナーになるためのルートを紹介します。
まずは高校卒業後、服飾関係の専門学校に入学。
デザインや縫製に関する知識や技術など、洋服製作に必要な基礎から応用までの知識を身につけます。
服飾学校卒業後は、ウェディングドレスブランド(メーカー)やオーダードレスの専門店、結婚式場に就職するのが一般的です。
企業で経験を積み十分な実力を身に着けたあと、独立して自社ブランドを立ち上げる方もいます。
将来、国際的な活躍を目指すのであれば、英語に特化したコースのある学校や、海外留学のコースがある専門学校への入学を検討するのもおすすめです。
エスモードジャポンでは、ファッション業界で活躍することはもちろん、海外に活躍の場を広げるデザイナーの育成にも力を入れるため、「イングリッシュコース」や「パリ留学コース」をご用意しています。
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ウェディングデザイナーに役立つ資格
ウェディングデザイナーを目指すうえで、取得必須となる資格はありません。
業務に関連する知識を深め、デザイン制作や自身のスキルアップに役立つ資格を紹介します。
- 色に関する資格
- 色彩検定
- カラーコーディネーター検定試験
- 洋服作りに関する資格
- 洋裁技術検定
- パターンメーキング技術検定
- ファッションビジネスに関する資格
- ファッションビジネス能力検定
ウェディングデザイナーの平均年収
厚生労働省が出している「令和3年度賃金構造基本統計調査」によると、ウエディングドレスデザイナーの平均年収は、479万円です。
この場合の平均年齢は38.1歳、平均月額給与は約34万円、平均年間賞与は約74万円でした。
出典:令和3年度 賃金構造基本統計調査/厚生労働省
日本人の有名女性デザイナー
日本人デザイナーが作る、デザインのきめ細やかなウェディングドレスは、国内外問わずに注目を集めています。
そこで、日本人の有名な女性ウェディングドレスデザイナーを3名紹介します。
桂由美
桂由美さんは、日本で初めてブライダルファッションデザイナーとして活動を開始した、日本のブライダルファッション界の第一人者。
ワールドワイドに活躍しているカリスマデザイナーです。
自身のブランド「Yumi Katsura」を持っています。
エマ理永
エマ理永さんは、自身のブランド「EMarie(エマリーエ)」を持つファッションデザイナーで、主にウエディングドレスデザイナーとして活動しています。
2017年までの活動名は、松居エリ。
美しいドレスへの探究心が強く、研究と発表を繰り返しています。
松村ひとみ
松村ひとみさんは、自身のブランド「Les Fées Couture(レフェ クチュール)」を持つカリスマデザイナー。
ドレスデザインのほか、京友禅の花嫁衣装も手掛けており、ミラノコレクションブランドの立ち上げやプロデュースなども行っています。
まとめ
今回は、ウェディングドレスデザイナーへのなり方についてまとめました。
ウェディングドレスデザイナーになるには、服飾の専門学校を卒業後、ウェディングドレスブランド(メーカー)やオーダードレス専門店、結婚式場などのウェディングドレスを製作できる環境に就職することです。
ウェディングドレスデザイナーに求められる、コミュニケーション能力、共感力・発想力(デザイン力)、集中力はその過程で身につけられるよう努力しましょう。
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ウェディングドレスデザイナーに興味がある方や、服飾系の職業への就職を考えている方など、気になる方はぜひお気軽にお越し下さい。
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