ファッション・服飾の専門学校の学費とは?

費用のイメージ

ファッション・服飾の勉強をしてみたいと思い、専門学校への入学を検討している方もいるのではないでしょうか。

しかし入学を検討する上で、学費がいくらかかるのかは気になるポイントですよね。

この記事では、ファッション・服飾の専門学校でかかる学費の相場や特徴についてご紹介します。

  

ファッション・服飾の専門学校の平均的な学費について

ファッション系の専門学校に入学する場合、大体どれくらいの学費が必要になるのでしょうか。

あらかじめ目安を把握しておき、入学準備をする上で参考にしてみましょう。

ファッション・服飾の専門学校の学費相場

ファッション系の専門学校は、基本的には2年制の学校が多く、学科によっては1、3、4年制の場合もあります。

卒業までにかかる学費の相場は、2年生の場合150~400万円ほど。

大きな額が必要となりますが、入学時に卒業までにかかる学費をすべて一括で支払うとわけではなく、年次ごとに受講する授業料や実習費を支払うのが一般的です。

年度別にかかる費用

入学初年度は、授業料にプラスして他にも諸費用がかかるので注意しましょう。

まずは入学前にかかる費用として、入試のための受験料が約15,000円~20,000円ほどかかります。

そして合格した後には、授業料にプラスして入学金が15~20万円ほどを、初年度の授業料と一緒に納入します。

2年次以降は、授業料にプラスしてカリキュラムに沿った実習費や研修費がかかるなど、授業料以外にも様々な費用が必要です。

募集要項を細かくチェックし、卒業までにかかる費用の総額を把握しておきましょう。

奨学金を利用してやりくりしよう

専門学校でファッションを専門的に学ぼうと思った場合、決して安くはない金額を用意する必要があります。

学費の用意が困難なため、専門学校への入学を諦めようとしている方もいるかもしれません。
そんなときは、ぜひ奨学金の利用を検討してみてください。

もっとも代表的な奨学金は、独立行政法人が運営する「日本学生支援機構」の奨学金です。返還義務のない「給付型」と、卒業後に返還を求められる「貸与型」の2種類があります。

さらに貸与型には、利息のつかない「第一種」と利息がかかる「第二種」の2種類に分けられます。

奨学金は他にも、国や各都道府県、学校ごとに様々な種類があるため、自身の経済状態と将来の返済計画を立てつつ、計画的に利用してファッションの勉強を行いましょう。

ファッション・服飾の専門学校の学費の特徴について

トルソーと女性
ファッション・服飾の専門学校で支払う学費は、授業料だけではありません。
授業料以外にどんな費用が必要なのか、また費用ごとの特徴について解説します。

実習費

実習費とは、接客研修や企業研修、コミュニケーションイベントなど、主に学校以外での学びに使われる費用のことです。

多くの場合授業料とは別途徴収され、一般的に1年で5~10万円ほどに設定されているのが特徴です。

材料費

材料費は、授業で使う布や糸などの道具のための費用です。

月額3,000~5,000円程度の金額が一般的ですが、選択コースやカリキュラムによって異なります。

海外研修費

これは、海外の提携校への滞在でファッションに関する知識や技術を学んだり、日本とは異なるビジネスやアート、カルチャーを学んだりするために使われる費用です。

行く場所や期間によって異なりますが、5万~30万円ほどの費用が必要です。

一括で納入する場合もあれば、毎月決まった金額を納入する積立制度としていることもあります。

ファッション・服飾の専門学校の学費は高いのか

悩む女性
世の中には様々な専門学校がありますが、ファッション・服飾系の専門学校の学費は高額なのでしょうか。

他の分野の専門学校や、大学と比べてみましょう。

他の分野の専門学校との比較

ファッション・服飾系専門学校の2年間の学費総額は、約260万円です。

一方、他の専門学校を2年制とすると、IT系は約260万円、語学系は約260万円、製菓系は約330万円、美容系は約250万円の費用となっています。

このように、ファッション・服飾系の専門学校でかかる学費は、他の分野と同じくらいの額で設定されています。

ファッション・服飾の大学との比較

4年生の服飾大学の場合、卒業までにかかる学費はおおよそ450~500万円ほど。
短期大学の場合は、2年でおおよそ190~250万円ほどの学費がかかります。

修業年数によって学費が異なるのはもちろんのこと、4年制と短大では卒業時に与えられる学位も異なってきます。

卒業後の進路や学費を考慮しつつ、どの学校に通うべきなのかを見定めるようにしましょう。

まとめ

ファッション・服飾の専門学校でかかる学費についてご説明しました。

まとまった金額が必要となるものの、金銭面を補助する仕組みは様々あります。

ファッション・服飾について専門的に学べるエスモードでは、独自の奨学金制度もあるため、学費面の心配を軽減しながら勉学に集中できます。

様々な選択肢がありますが、ファッションについて専門的に学びたいという気持ちがあるなら、ぜひエスモードも選択肢に入れつつ、検討してみてくださいね。

ファッション・服飾の専門学校は就職に有利?学費や学校選びのポイント

この記事を執筆したエスモードなら就職率は約90%以上!

エスモードでは毎年卒業生全員が、デザイナー・パタンナーなどの専門職で就職しています。

デザイナー、パタンナーを育成する総合学科では、各学生を理想のキャリアに導くカリキュラムが組まれています。このカリキュラムの実践を通して、流れの激しいファッション産業界で即戦力として通用する人材を育成することで、他の追随を許さない圧倒的な就職実績を誇っています。ご興味がある方はぜひ下記リンクをご確認くださいませ。

エスモードジャポン 広報部
ESMOD InstagramESMOD twitter https://esmodjapon.co.jp

エスモードは、東京恵比寿にあるファッションの学校です。 フランス・パリで世界初のファッション専門教育機関として1841年に開校。 現在は世界13か国に19校あり、その日本校であるエスモードジャポンの広報を担当しています。 世界のネットワークを生かした情報発信とファッション業界について解説していきます。

エスモードジャポン 広報部
ESMOD InstagramESMOD twitter https://esmodjapon.co.jp

エスモードは、東京恵比寿にあるファッションの学校です。 フランス・パリで世界初のファッション専門教育機関として1841年に開校。 現在は世界13か国に19校あり、その日本校であるエスモードジャポンの広報を担当しています。 世界のネットワークを生かした情報発信とファッション業界について解説していきます。