独学でテキスタイルデザイナーになる方法とは?

テキスタイルデザイナー

テキスタイルデザイナーは、ファッションアイテムの生地の色や図柄をデザインする仕事です。

そんなテキスタイルデザイナーを目指している人の多くは専門学校に通っていますが、中には独学で目指そうとしている人もいるのではないでしょうか?

テキスタイルデザイナーは専門性の高い仕事ですから、そもそも独学でなれるのかどうか疑問に思っている人もいると思います。

このページでは、そのような疑問に詳しくお答えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
  

独学でテキスタイルデザイナーになれるのか

テキスタイルデザイナーを目指している人の多くは専門学校に進学していますが、だからといって独学でテキスタイルデザイナーになれないという訳ではありません。

ファッション業界は自身のセンスで勝負する世界です。
そのため、極端に言えば学歴や資格が全くなくてもテキスタイルデザイナーになることは可能です。

ただし、独学で目指す場合は日々猛勉強をする必要があるので、強い覚悟が必要となります。

独学でテキスタイルデザイナーになるための勉強方法

次に独学でテキスタイルデザイナーになるための勉強方法を紹介していきます。

テキストを読んで知識を吸収する

今ではテキスタイルデザイナーになるためのテキストが多数出版されており、書店や通販で簡単に入手することができます。

テキストを深く読み込むことで、テキスタイルデザイナーに必要な知識を幅広く習得することができます。

ただ、テキストを一度読んだからといって、100パーセント知識が身につくわけではありません。

完全にマスターするためには、何度も繰り返し読んでいく必要があります。

テキスト中に疑問点や気になる点があった場合は、付箋を貼るなどの工夫をすると勉強がスムーズに進みやすくなるでしょう。

デザインを描く練習をひたすら繰り返す

テキスタイルデザイナーになるためには、ファッションに関する知識だけでなく、デザインを上手に描くための技術も必要です。

デザイン力は一部のセンスある人しか持ち得ない特殊なスキルと思われがちですが、訓練を積み重ねればしっかりと身につけることのできる後天的なスキルです。

しかし、ただ闇雲に量をこなしていても、デザイン力は向上しません。

デザイン力を高めるためには、対象とするモチーフや実現したい目的を明確にした上で、どの色を使うのが適切か、余白はどれくらい取るべきかなどを考えながら練習することが大切です。

それをするだけで上達のスピードは一気に上がってくるので、デザインの練習をする際は上記のことを心がけるようにしてください。

テキスタイルデザイナーとして磨くべきスキル

テキスタイルデザイナーの女性テキスタイルデザイナーとして磨くべきスキルは以下の通りです。

  • デザインセンス
  • 創造力

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

デザインセンス

やはりデザイナーと名乗っている以上、デザインのセンスがなくては始まりません。

一口にデザインセンスといっても定義はさまざまですが、広義には色や配置、形など、物作りに必要な知識に富み、目的に対して適切な選択ができる力を指します。

テキスタイルデザイナーはアイテムの素材を選び、生地の色や図柄をデザインする仕事ですから、日々デザインの勉強をしていくことが大切です。

創造力

創造力も、テキスタイルデザイナーとして欠かせないスキルです。

デザイナーとして頭の中で想像するデザインを作成するためには、完成系を頭の中に思い描き、それを実際に形にできる創造力が必要となります。

ただ言われた通りに生地をデザインするだけでは、創造力を働かせているということにはなりません

自身の伝えたいことを形として表現するためにも、日頃から色々なデザインを見て創造力を磨いていくことが大切です。

資格を取得することで活動の場が広がる

テキスタイルデザイナーを目指すにあたって、取得しておくと便利な資格は以下の2つです。

  • 衣料管理士
  • 色彩検定

衣料管理士

衣料管理士とは、一般社団法人日本衣料管理協会が実施している民間資格の1つです。

企画から消費者対応までのアパレル業界のプロを認定することを目的としており、資格を取れば服飾や生地などの衣料品に関する知識を証明することができます。

テキスタイルデザイナーは生地のデザインだけでなく、糸や繊維などの素材開発や、製品の仕上がりチェックなどを行うこともあります。

ですので、衣料管理士の資格や試験を通じて学んだことは、実際の仕事で多く活かされると言えます。

色彩検定

色彩検定とは、公益社団法人色彩検定協会が実施している試験で、色彩に関する幅広い知識や技能を測ることを目的としています。

テキスタイルデザイナーは生地のデザインをする仕事ですから、色彩に関する知識はもちろん、状況に応じて色を適切に使い分ける力を身につけておく必要があります。

色彩検定を受けることで、試験勉強を通じて色合いや配色に関する知識を学ぶことができるので、挑戦してみて損のない資格と言えるでしょう。

専門学校へ通うのが最も一般的な方法

専門学生ここまでお話しした通り、独学でもテキスタイルデザイナーになることは可能です。

しかし、独学でなるためには日々多くの勉強を継続して行う必要があるので、そういったことが苦手な人だと、途中で断念してしまうかもしれません。

そのため、出来るだけ早くスキルを習得したいのであれば、専門学校に通うことをオススメします。

専門学校に通うことで、テキスタイルデザイナーになるために必要なスキルを効率よく学んでいくことができます。

独学では難しそうだと感じている方は、専門学校への入学を検討してみてください。

まとめ

独学でもテキスタイルデザイナーになることは可能ですが、スキルが身につくまでにはある程度の時間がかかります。

効率よくテキスタイルデザイナーとしてのスキルを習得したい場合は、専門学校に通った方が良いでしょう。

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エスモードでは将来的にファッション業界で活躍できるようなカリキュラムを組んでいますので、しっかりと取り組むことで、十分な知識やスキルを身につけることができます。

少しでも興味がある方は、ぜひ体験入学や資料請求を検討してみてくださいね。

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エスモードは、東京恵比寿にあるファッションの学校です。 フランス・パリで世界初のファッション専門教育機関として1841年に開校。 現在は世界13か国に19校あり、その日本校であるエスモードジャポンの広報を担当しています。 世界のネットワークを生かした情報発信とファッション業界について解説していきます。

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