ALUMNI

活躍する卒業生

長谷川彰良

Akira Hasegawa衣服標本家

エスモード東京校卒業。卒業コレクションにおいてメンズ最優秀賞受賞。アパレル企業でモデリストとして勤務した後、2016年に独立。「半・分解展」を主宰し全国巡回展を行う。「100年前の感動を100年後に伝える」をコンセプトに、フランス革命から第二次世界大戦ごろまでの衣服を分解し、衣服標本を制作する。

エスモードを選んだ理由

小学校3,4年の頃から服作りの道に進むというのは、決めていました。見よう見まねで型紙引いてみて、家にミシンがあったのでボストンバックを作ったりしていて、その頃から自然とファッションに憧れを抱いていました。高校生の頃、年の離れた兄が東京にいたので、ファッション専門学校のオープンキャンパスにいろいろ行ってみたんです。古着が好きだったので、仲良くなった古着屋さんからエスモードを勧められて、少人数制で先生との距離が近いというのと、大卒の方が多く年上が多いので、すぐに入学を決めました。

卒業後の活動

3年次にメンズ専攻の垣田先生からスーツの作り方を教わりすごく感動しました。手作業の入ったビスポークという紳士服の作り方は、一着作るのに何十時間もかけて作る、そんな服作りがあるのかと。そこで自分にとっての、感動する「いい服」の物差しが生まれました。そんな時、高円寺の古着屋で100年前のフランスの消防服に出会い、すごく気になるオーラを放っていてなぜこんなに惹かれるのかわからず、その日の夜中に服をバラしました。そうすると自然と涙が溢れてきて。消防服というただの作業服なのに、バラしてみたら垣田先生に教わったオーダーメイドのスーツの作り方と同じで、細部がとても美しく、全て手作業で作られていたのにとにかく感動しました。僕のそれからの生き方を決めた瞬間でした。

今のファッション界をどう捉えていますか

パターンを作ること縫製することが好きだったので、卒業後は縫製の仕事に就来ました。既製服だけではダメだと思い、仕事をしながら垣田先生のアトリエも通いました。チャールズ二世が1666年に衣服改革宣言を出してからスーツ生誕350周年の2016年に独立しました。1666年は長ズボン、長袖、シャツ、ベスト、ネクタイという今のスーツと同じコンセプトのスーツが誕生した年です。僕は、スーツ作りにずっと支えられてきたので、洋服に恩返しをしたくて、独立して最初の3ヶ月は個展活動をしていました。自分が集めたフランス革命前・中・後の古着を、パーツパーツを解体したものを展示しました。博物館から買い取ったアビ・ア・ラ・フランセーズ(男性用スーツ)も触って感じられるようにしました。「100年前の感動を100年後に伝えたい」をテーマに古着の魅力を伝える「半・分解展」を開催しています。

これからファッション界を目指す人へメッセージ

まず好きなことを存分にやってほしいですね。多感な時にがむしゃらに好きなことを、突き詰めてやってみたらいいと思います。

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