お知らせ

メタバースが誕生して以来、ファッション業界では服やブランドの表現をさらに豊かにする仮想空間の研究とデジタル技術の革新を推進してきました。資産価値を生み出すNFT技術がメタバースの世界で影響力を持つように、これからのデザイナーはデジタル技術を習得することで、消費者も注目する新たな市場において輝かしいキャリアを築くことができます。 このような時代の流れを受けて、ESMOD 東京校では2024年度から総合コース、イングリッシュコース、パリ校留学コースの2年生を対象に「メタウェア プログラム」の専攻をスタートします。デジタルファッションに特化した「メタウェア プログラム」では、クリエイティブデザイン、テクニカルデザイン、バーチャルファッションの課題に焦点を当てたハイブリッド授業を展開します。

授業では、3D CLO、BLENDER、MAYA、DAZ3Dなどの3Dデジタル技術を使って製作されたコレクションや空間ディレクションに焦点を当てます。「物理学」をベースとしたこれらの技術を用いて服を制作することで、服のボリュームと構造を理解することができます。また、ファッションとゲームにまつわる歴史やニュースに触れながら、ファッション産業への創造的で技術的なアプローチを探求していきます。

この授業を受講した学生は、卒業コレクションの中において、3Dデジタル技術を用いて制作した作品を発表することができます。「メタウェア プログラム」の受講によって、デジタル分野で最大限にスキルを発揮し、フィジカルファッションとデジタルファッションの両分野における直感力と創造的な感性を養うことができます。

また、デジタルファッションデザイナー、クリエイティブ＆テクニカルデザイナー、3Dプロダクトデザイナー、3Dパターンメーカー、NFTデザイナー、ビデオゲームファッションデザイナーなど、近年注目されているデジタル分野でのプロフェッショナルなキャリアへと学生を導きます。