GU(ジーユー)とは?特徴やユニクロとの違いを解説
GUは身近なファッションブランドですが、「どんなブランドか説明するのは難しい」という人も多いでしょう。
この記事は、GUの特徴や注目アイテム、歴史などを知り、GUをより深く理解するのに役立ちます。
「GUとは?」と疑問に思った人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
GUの概要
GUは、日本のファストファッションブランドです。
ユニクロと同じくファーストリテイリングの子会社で、トレンドアイテムが低価格で手に入るのが魅力。
ブランド名は、「ファッションを、もっと自由に。」というコンセプトが由来です。
GUのここがすごい!
GUは徹底して低価格にこだわっているため、商品開発も特殊です。
一般的な商品開発では生産にかかるコストを考えて販売価格を決定しますが、GUでは販売価格を先に決めて、予算内に収まる生産方法を考えます。
他にも最後まで売り切ることにこだわり、売れ残りゼロを実現しています。
アパレル業界で商品の売れ残りが課題になる中、GUは500円以下までアイテムを値下げし、最後の1着まで売り切る努力をしているのです。
GUの注目アイテム
GUがどんなブランドなのか大まかに分かったところで、2021年冬におすすめのGUのアイテムを紹介します。
ダブルフェイスビッグプルパーカ
プチプラのパーカはフードの薄いものも多いですが、GUのダブルフェイスビッグプルパーカは厚みがあり立体的なフードが特徴です。
上品な光沢感のあるスウェット素材で、高見え効果も抜群です。
同じ素材を使ったカーディガンやプルオーバーも展開しています。
チャンキーニット
ざっくりとした編み目のチャンキーニットは、CMでもおなじみ。
各種ファッションブランドからチャンキーニットが発売されていますが、GUのはコーディネートの主役になるような鮮やかなカラーが特徴です。
カラーバリエーションも豊富なので、気分やパーソナルカラーによって選べるのが嬉しいですね。
GUの歴史
2006年、ユニクロのノウハウを活かし、さらに低価格なファッションアイテムを販売するためにg.u.が設立されました。
当初は売上が伸び悩みましたが、「ベーシックな商品の低価格化」という方針を徹底することで、2009年には黒字達成。
特に、1本990円のジーンズは人気商品となりました。
2010年代になると、低価格でありながらトレンドを押さえたアイテムを中心に展開するようになり、人気も定着していきます。
2013年には、ブランド名を「g.u.」から「GU」へ変更。
国内のファミリー向けブランドから、世界に通用するファッションブランドを目指すという考えからブランド名の変更を行いました。
2021年、GU発のコスメブランド「#4me by GU」がスタートしました。
メイドインジャパンにこだわったコスメが、500円〜1,000円という低価格で買えると話題に。
GUのロゴマークの意味
2013年のブランド名の変更と同時に、ロゴマークも現在のデザインへリニューアルされています。
ロゴデザインを担当したのは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏です。
佐藤氏はユニクロのロゴデザインも担当し、両ブランドのロゴが対になるデザインを考案しました。
ユニクロのメインカラーである赤に対し、GUのメインカラーには青を採用。
黄色の文字は、「優等生のユニクロを兄に持つ、おしゃれでちょっとやんちゃな妹」というイメージを表しています。
ユニクロとGUの違い
同じファーストリテイリングが運営するブランドとして、ユニクロとGUはよく比較されます。
ここで、両ブランドの違いを整理しましょう。
ターゲット
GU:若者世代中心
広告にはきゃりーぱみゅぱみゅや中条あやみといった、若者に人気のある有名人が起用されています。
ユニクロ:子どもからお年寄りまで全世代
広告には女優やモデル、スポーツ選手、アーティストなど、職業、年齢、国籍を問わず幅広く起用されています。
過去には、ユニクロのアイテムを愛用する一般人がCMに出演したことも。
価格帯
GU:1,000円〜5,000円程度
GUは学生や若者向けのため、ほとんどのアイテムが2,000円前後、高くても5,000円以下で購入できます。
ユニクロ:2,000円〜15,000円程度
ユニクロも低価格ではあるものの、GUに比べるとやや高めのアイテムもあります。
素材にこだわっているものや有名デザイナーとのコラボ商品は、値段も高めに設定されています。
製品の特徴
GU:トレンド重視
トレンドを押さえたデザインが売りです。
一昔前は、価格が安い分、生地やつくりがユニクロより劣るものもありました。
しかし最近では、低価格でも上品なデザインや高機能なアイテムも増えてきています。
ユニクロ:機能重視
デザインがシンプルで、年代を問わず誰でも着られるアイテムが特徴です。
ヒートテックやエアリズムなど、機能性の高いアイテムは特に人気。
GUのフルラインストアとは?
GUのフルラインストアとは、GUの全アイテムを取り扱う超大型店舗のことです。
全国で5箇所、関東にも3箇所しか展開していない貴重な店舗です。
GUのフルラインストアは、次の通り。
- ヨドバシ吉祥寺店
- 川崎DICE店
- 横浜ノースポート・モール店
- イオンモール堺北花田店
- イオンモール福岡店
詳しくは、GU(ジーユー)公式オンラインストアの店舗検索で確認できます。
まとめ
GUは低価格でトレンドを押さえたアイテムを展開し、若者から高い人気を誇るブランドです。
どんなアイテムがトレンドなのか気になったら、GUを覗いてみると良いでしょう。
Esmod Fashion Work Mediaでは、さまざまなファッションブランドの特徴や歴史を紹介しています。
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