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服を立体的に作る方法を学ぼう | SUMMER FESTIVAL DAY 4
エスモード・東京校では、7月27日(土)から7月31日(水)まで「サマーフェスティバル」が開催されました。
本記事では、サマーフェスティバル4日目・7月30日(火)に開催されたワークショップ「服を立体的に作る方法を学ぼう」の様子をレポートします!
サマーフェスティバルとは?
7月27日(土)から7月31日(水)の5日間にわたってエスモード・東京校で開催されたオープンキャンパスイベントです。
エスモード・東京校で学べる授業や技術を
知っていただくことはもちろん、
夏ならではのクリエイティブで楽しいファッション体験をしていただくことを目的に、
ワークショップやトークショーといったプログラムが行われました。
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「パターンメイキング」を学ぶ1日!
デザイン画を実際の洋服に仕立てるために重要な作業が「パターンメイキング」です。
洋服を作るため、デザイン画を基に型紙を製作し、サイズやシルエットを決定していきます。
パターンメイキングには、「平面製図」と「立体裁断」の2種類の技法があります。
今回のワークショップでは、午前に「平面製図」、午後に「立体裁断」を学び、それぞれの技法でどのような違いがあるのかを体感しました。
初心者から経験者まで楽しめるように、立体裁断を実際に体験することはもちろん、型紙を実際に作る工程や、CADというパソコン上でパターンを製作するソフトを学び、立体裁断への理解をより深められる一日でした。
平面の製図から立体に組み立てる「平面製図」
午前は「平面製図」を学びました。
平面製図とは、計算や方程式などに基づいて寸法を決め、平面状の紙に製図して型紙をつくる方法です。
平面製図の魅力は再現性の高さにあります。計算によって寸法を決めるため、パターンの複製が容易です。サイズの修正もしやすく、大量生産に向いているため、日本のアパレル企業で主流なのは平面製図だそう!
その一方で、型紙を組み立てた後のイメージがしづらいのが難点でした。
トワルを組みながら形を決める「立体裁断」
立体裁断は、美しいシルエットの作品を作り上げることができるため、多くのデザイナーに愛用されている手法です。
平面と立体の違いとは
立体裁断は、自身の感覚を頼りにシルエットを形作ります。
平面製図式はそれに反し、理論的な製図方法になります。産業革命後、大量生産に対応するために発明されました。
立体裁断を用いるメリットはトワルを組みながら自由に形やデザインを決定できることです。
今回は袖ぐり、エリ、裾の長さを個人でアレンジしました。
立体裁断を授業として取り入れている日本のファッションスクールは少なく、
エスモードの創設者が立体裁断を発明したということもあり、
エスモードのカリキュラムには立体裁断を積極的に取り入れています。
立体裁断は初めて、という参加者も多く、難しかったとの声も。
そんな中でも参加者同士での交流や
積極的に講師に質問する姿もみられ
実り多い一日を過ごされたことを願います。
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今回の担当講師
青鹿知恵子 先生 1年インテンシブ・モデリズム講師
後藤寛司 先生 1年モデリズム講師
中村貴子 先生 2年モデリズム・メタウェア講師
次回のオープンキャンパスは
9月14日「無駄のないワンピースを作ろう〜ZERO WASTE PATTERN」
初心者から参加OK!衣類を作る際には、どうしても生地のはぎれやゴミが出てしまいます。
今回は生地の無駄を最小限に抑えるパターン作成「ゼロウェーストパターン」をコンセプトに、
環境に優しく、資源の効率的な使用を考えたワンピースを作ります。
お楽しみに!
ライターのプロフィール
Kyoka / Maika
ESMOD TOKYOでインターンをする大学生。