CADオペレーターに向いている人って?適性とは
CAD(コンピュータ支援設計)システムを利用して、洋服の設計図を作るCADオペレーター。
CADを扱える知識や技術が必要ですが、どのような適性をもっている人がCADオペレーターに向いていると言えるのでしょうか。
この記事をみて適性があると感じたらぜひCADオペレーターへの道も視野に入れてみてください。
目次
CADオペレーターに向いている人
CADオペレーターには専門的な知識と技術が必要ですが、それ以外にも求められる適性があります。
CADオペレーターへの適性とご自身の得意とすることを照らし合わせ、向いているかどうかチェックしてみてください。
集中力、注意力が高い人
CADオペレーターは、ミーティングや打ち合わせがないときはパソコンの前に長時間座って作業を行います。
そんな中でも図面を間違えない正確さを保ち続けられる集中力が必要です。
またCADオペレーターは洋服の図面を描くことはもちろん、描いた図面が間違っていないかを確認する作業も欠かすことのできない大切な仕事です。
何枚もの図面を確認してもしっかり間違いを見つけられる注意力の高さも重要となります。
そのため単純作業を長時間行える人や同じ作業を繰り返しこなす中ですぐに違和感に気づける人はCADオペレーターに向いていると言えるでしょう。
細かい作業が好きな人
洋服はパターンが1ミリずれるだけで想像と違う出来上がりになってしまいます。
CADオペレーターの描く図面は1ミリの誤差も許されない大変シビアなもので、何度も細かな修正を重ねて正確な図面を完成させます。
そのため、モノづくりや絵、図を描くことが好きな人や手先が器用で細かい作業が好きな人はCADオペレーターに適しています。
地道な作業が苦に感じない人
CADオペレーターの仕事は、基本的にパソコンに向かって黙々と図面と向き合う仕事であり、ファッション業界の中でもかなり地道な仕事を担う職業です。
基本的にどのブランドやメーカーに勤めても仕事内容が大きく変わることはないため、図面と向き合う作業をコツコツと積み重ねられる人が重宝されます。
好きなことを長年飽きずに続けられる人や同じ作業をコツコツと続けられる人はCADオペレーターの仕事も楽しくこなせるでしょう。
人と接するのが好きな人
パソコンと向き合い地道に図面を設計していくCADオペレーターですが、人と関わらないわけではありません。
理想の洋服を完成させるため、デザイナーやパタンナーと密にコミュニケーションをとる必要があります。
また時には、何人かのCADオペレーターが分担して作図を行っていくことも。
その際はこまめにコミュニケーションをとり、相手の要望を聞き入れたり自分の意見を述べたりして円滑な意思疎通を図ることが求められます。
人の話を聞くのが好きだったり、自分の意見を他人に的確に伝えることが得意な人はCADオペレーターとしてその適性を活かすことができます。
CADオペレーターに求められるスキル
CADオペレーターにはCADに対する知識や技術が求められるのはもちろんのこと、他にも仕事を円滑に進めるために必要なスキルがあります。
ここからはより詳しくCADオペレーターに必要なスキルはどんなものなのかを見ていきましょう。
計画性、管理能力
CADオペレーターとして仕事を進める中で、1つの案件につきっきりで作業することもありますが、たいていは複数の案件を掛け持ちながら進めていきます。
服作りにはデザイン、パターン、サンプル作り、販売と工程がとても多いため、もし図面の作成が遅れると生産や販売時期がすべて遅れていき、適切なタイミングで顧客の手に渡らず売上にも大きな影響が出てしまいます。
そのため「どの案件をいつまでにどれくらい終わらせるのか」を常に把握して仕事を進める計画性と管理能力は必須のスキルです。
仕事のオンオフを切り替える能力
同じ場所で座わり続けながらパソコンと向かい合うことの多いCADオペレーターは、精神的なストレスや身体的な疲労を溜め込みやすい職業でもあります。
それらを抱えたまま仕事を続けていると、集中力を欠いたりミスを誘発してしまうことも。
そうならないためにも、休日は仕事のことを考えずしっかり休み、出勤したら仕事に集中するオンオフの切り替え能力が大切です。
コミュニケーション能力
CADオペレーターは社外の人と関わる機会はそれほど多くはありませんが、服作り自体はチームで行われるため、たくさんの人とコミュニケーションを取りつつ仕事を進める必要はあります。
自分の仕事を円滑に進めるためにもコミュニケーション能力は大切です。
まとめ
専門的なスキルや技術が求められるCADオペレーターになるには、適性が備わっているかどうかも大切な要素となってきます。
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