2022年開催の有名ブランド展示会まとめ<シャネル・サンローラン・マリークワント>
2022年6月18日〜9月25日に三菱一号館美術館にて行われた『ガブリエル・シャネル展』。
ガリエラ宮パリ市立モード美術館で2020年に開催された『Gabrielle Chanel. Manifeste de mode展』の国際巡回展です。
1883〜1971年までを生きたガブリエル・シャネルの業績を振り返る大規模な展示会で、現代社会に与える影響の大きさを再認識できるような展示品が数々並びました。
キャリアをスタートさせた1910年代のスタイルからはじまり、1950年代のシャネルスーツ、シャネル最後となった1971年春夏コレクションまで、シンプルでエレガンスなスタイルと共に、時代の流れが一覧できました。
目次
BETTY CATROUX – YVES SAINT LAURENT 唯一無二の女性展
2022年11月19日〜12月11日に寺田倉庫 B&C HALL / E HALLにて行われた『BETTY CATROUX – YVES SAINT LAURENT 唯一無二の女性展』。
イヴ・サンローランが魅了され、ミューズであり、片割れであり、ソウルメイトであったベティ・カトルーとメゾンの軌跡を振り返りました。
会場は、「ベティ」と「サンローラン」のスタイルを紐解く7つの部屋で構成。中にはイヴがベティに贈った洋服も多く展示。
ベティが貫いてきたスタイルと、イヴと共鳴しあった価値観が垣間見える展示会となりました。
マリー・クワント展(〜2023年1月29日)
2022年11月26日〜2023年1月29日までの間、Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催中の『マリー・クワント展』。
トレードマークのデイジーマークの生みの親で、ファッションに対する固定観念を打ち破り、今では当たり前になっているミニスカートやタイツなどのスタイルを広く浸透させました。
1955にロンドンでブティック「バザー」をオープンするところからはじまり、1960年にはNYへ渡米、そのわずか5年後には大西洋を横断するなど、彼女のキャリアを、ファッションと共に追うことができます。
会場には特設ショップも併設されています。
今後の開催予定は?
2022年12月現在で、開催予定が公開されているのは2つ。
1920年代を自由に突き進んだ2人”マリー・ローランサン”と”ココ・シャネル”にフォーカスした『マリー・ローランサンとモード展』がBunkamura ザ・ミュージアムにて2023年2月14日(火)~4月9日(日)に開催されます。
そして、アジア初の大回顧展『イヴ・サンローラン展』は新国立美術館にて2023年9月20日(水)〜12月11日(月)に開催。
どちらもファッションとその歴史、そして創設者の考え方などを学ぶことができる貴重な展覧会です。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
時代と共に移り変わるファッションを知る
展示会を通してファッションを知ることは、時代と価値観の変化を知ることにも繋がります。
例えばシャネルでは、喪服にしか使われていなかった黒をシンプル・エレガンスの定番カラーにしたり、男性用の下着素材であったジャージー素材を女性ファッションに取り入れたりと、固定概念を打ち破って新しいファッションを生み出してきました。
このように、新しいファッションを生み出すことは、それまでの考え方やルールを覆す大きな一歩となるのです。
エスモード ジャポンでは、このようなファッションの歴史を学びながら、現代、そして未来に羽ばたくファッションを創造できるようなハイブリット教育を進めています。
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