【入選のコツとは?】ファッションデザインのコンテスト一覧

ファッションデザインのコンテスト一覧。入選のコツとは

これからファッションデザインコンテストに応募しようと考えている方は、まずどのコンテストに応募すればいいのか悩みますよね。

今回は、高校生向け、学生向け、一般人向けに分けて、ファッションデザインのコンテストの情報をまとめました。
さらに、入選のコツについても紹介しますので、初めてファッションデザインコンテストに応募する方は、応募する前にぜひ本記事をチェックしてみてください。

【高校生向け】ファッションデザインコンテスト

まずは、高校生向けのファッションデザインコンテストについて解説します。
高校生向けのコンテストは、服飾系の学校主催であることが多いです。

もちろん、ファッション文化を振興するという目的もありますが、学校の認知度を上げる、学生を誘致するなどの目的で開催されています。
「受賞者は入学金免除」といった特典があるのも特徴の一つです。

ファッションデザイン画を描くだけのコンテストが一般的なので、服作りのスキルがなくても、発想力で勝負できます。

高校生ファッション画コンテスト

テーマを自由に決めて、オリジナルのファッションデザイン画を応募します。

上位賞を受賞すると、副賞がもらえる他、主催する学校のファッションショーに招待されます。
また、主催する学校へ入学する際は、受賞者に加点評価が行われます。

高校生ファッションデザインコンテスト

こちらも、ファッションデザイン画のみ応募するタイプのコンテストです。
2021年のテーマは、レディースがAラインワンピース、メンズがシャツのデザインでした。

上位賞では副賞の他、入学金の全額または一部が免除になる権利をもらえます。

【大学生・専門学生向け】ファッションデザインコンテスト

【学生向け】ファッションデザインコンテスト
続いて、大学生や専門学生に向けたファッションデザインコンテストです。
服飾系の学校と限定していないため、服飾系以外の学校に通う学生でも応募できます。

ただし、ファッションデザイン画だけでなく、実物作品を提出するコンテストもあるため、服飾系の学校に通っている学生からの応募が多くなりがちです。

YKKファスニングアワード

学生を対象とした、日本最大級のファッションデザインコンテストです。
応募者は、指定されたファスナー・バックル・ボタンを使用したファッションデザインを考案します。

1次審査はファッションデザイン画、2次審査は実物制作です。
上位賞を受賞すると、賞金の他、在学中の学校を卒業するまでYKKのファスティング商品を無償でオーダーできる権利が与えられます。

全国ファッションデザインコンテスト 第1部(作品制作の部)

2021年で第58回目と、学生向けコンペの中でも長い歴史を持つファッションデザインコンテスト。

1次審査ではファッションデザイン画、2次審査では実物制作が課題です。
上位の受賞者は賞金がもらえます。

【一般向け】ファッションデザインコンテスト

最後に、一般向けのファッションデザインコンテストを紹介します。
ここでは、次のすべてに当てはまる方を「一般」とします。

・高校はすでに卒業している方
・服飾系の学校に通っていない方
・プロのデザイナーではない方

ファッションデザインコンテストは学生やプロ向けに開催されることが多く、一般向けのものは数が少ないのが現状です。

また、一般向けのファッションデザインコンテストは、服飾系の学生からの応募が数多く寄せられ、受賞者も学生であることが多いです。

そのため、一般の方が受賞を狙うには、服飾系の学生に匹敵するか、それ以上のレベルが求められるでしょう。

装苑賞

装苑賞は、若いファッションクリエイターのためのコンテストです。

最新の装苑賞では、コシノジュンコや津森千里らが審査員を務めています。
さらに、過去には高田賢三や山本耀司が受賞していることから、いかに権威あるファッションデザインコンテストかが分かりますね。

1次審査では、ファッションデザイン画のポートフォリオを送付し、2次審査以降は実物作品を制作します。
入賞すると、賞金や協賛各社からの賞品がもらえます。

ファッションデザインコンテストに入選するコツ

ファッションデザインコンテストに入選するコツ

せっかくファッションデザインコンテストに応募するなら、入選を狙いたいですよね。

ここからは、ファッションデザインコンテストに応募する時に役に立つ、ファッションデザイン画のコツを紹介します。

ただし、必ずコンテストの応募規定を確認し、ルールに違反しない範囲で作品を作るように心がけましょう。

全身や一部を画面いっぱいに描く

ファッションデザインコンテストでは、多くの応募作品の中で目立つことを意識しましょう。
そのためには、デザイン画を画面いっぱいに描くことが大切です。

全身を描くのが基本ですが、応用として目立たせたい一部だけをクローズアップして描く方法もあります。

例えば、上半身のデザインにこだわった場合、膝から下は省略して、上半身を大きく描いても良いのです。

大切なのは「審査員にどこを注目してもらいたいか」を考えて描くことです。

ベースや余白を工夫する

繰り返しになりますが、ファッションデザインコンテストに提出するデザイン画は、目立つことが大切です。

そのために、デザイン画そのものが作品だと思って、ファッションを引き立たせるための演出をしましょう。

例えば、ベースの紙に、ファッションのコンセプトに合った質感の紙を使ってみてはいかがでしょうか。
その他、余白にコラージュをして、ファッションの世界観を演出するのもおすすめです。

サンプルを添付する

1次審査でファッションデザイン画、2次審査で実物制作をするタイプのコンテストだと、「実現できるファッションか」を重視して審査されます。

そのため、ファッションデザイン画の段階で、完成形をイメージできる作品が高く評価される傾向にあります。

審査員に完成形のイメージを伝えるためには、ファッションデザイン画に素材のサンプルをつけるのがおすすめです。

さらに、上級者向けではありますが、ファッションのパーツを制作して、ファッションデザイン画の段階で提出する方法もあります。

ファッションデザインコンテストに応募するならエスモードジャポンへ

ファッションデザインコンテストに応募するならエスモードジャポンへ

プロを目指してファッションデザインコンテストに応募するなら、服飾系の学校に通うのがおすすめです。

なぜなら、ファッションデザインコンテストのほとんどが学生向けであり、たとえ一般向けであっても受賞者のほとんどが学生だからです。

服飾ファッション専門教育機関のエスモードジャポンでは、多くのファッションデザインコンテストで学生が受賞しています。

過去には、「YKKファスニングアワード」や、若手デザイナーの登竜門と呼ばれた「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」にて、エスモードジャポンの学生が受賞しました。

第19回(2019) YKKファスニングアワードにて、瀬戸川 裕太さんがYKK特別賞を受賞
>>過去のアワード | YKKファスニングアワード

2019Tokyo新人デザイナーファッション大賞 アマチュア部門にて、田村奈々さんが大賞を受賞
>>コンテストの潮流が変わる? 「2019Tokyo新人デザイナーファッション大賞」アマチュア部門で、そぎ落とした美しさを表現したエスモードジャパンの田村奈々さんが大賞受賞!|装苑

まとめ

今回は、高校生向け、学生向け、一般向けにファッションデザインコンテストを紹介しました。

エスモード東京校の学生は、たくさんのファッションデザインコンテストで活躍しています。

その秘密は、外国人講師が在籍し、トップレベルのファッション教育を行っているから。
中でも、日本にいながらフランス国立工芸院のインターナショナルバチェラーが取得できる、フランス国立工芸院バチェラーコースがおすすめです。

エスモード東京校の詳しいカリキュラムについて、ホームページやパンフレットでチェックできます。

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エスモードでは毎年卒業生全員が、デザイナー・パタンナーなどの専門職で就職しています。

デザイナー、パタンナーを育成する総合学科では、各学生を理想のキャリアに導くカリキュラムが組まれています。このカリキュラムの実践を通して、流れの激しいファッション産業界で即戦力として通用する人材を育成することで、他の追随を許さない圧倒的な就職実績を誇っています。ご興味がある方はぜひ下記リンクをご確認くださいませ。

エスモードジャポン 広報部
ESMOD InstagramESMOD twitter https://esmodjapon.co.jp

エスモードは、東京恵比寿にあるファッションの学校です。 フランス・パリで世界初のファッション専門教育機関として1841年に開校。 現在は世界13か国に19校あり、その日本校であるエスモードジャポンの広報を担当しています。 世界のネットワークを生かした情報発信とファッション業界について解説していきます。

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