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ALUMNI
活躍する卒業生
宮浦晋弥
Shinya Miyauraファッションキュレーターエスモード東京校に学んだのち渡英。2012年から全国の繊維産地を回り始める。2013年、東京・月島でコミュニティスペース「セコリ荘」を開設。2016年、名古屋芸術大学特別客員教授。創業から年間200カ所の工場を訪れながら、媒体や空間を通じて繊維産地の魅力を発信。民間学さまざまなキュレーション事業を展開中。
卒業後の活動
エスモードでの就学を決めた理由でもありますが、現場で活躍される講師の方々にマニュアルだけでない、ファッションにおいての生きたエッセンスを教わりました。将来の相談にもたくさん乗って頂きました。大学へ行きながらエスモードの夜間のモデリズムコースと土曜日のスティリズムコースに通っていました。スケッチブックを持ち歩いて日々デザインを考え、毎晩遅くまでパターンとサンプルを制作していた記憶があります。
これからファッション界を目指す人へメッセージ
僕は、1年半ほど日本を離れロンドンで留学をし、展示会の企画などをしていました。日本を外から見て、やはり日本の素材力の高さを再認識しました。帰国後は、隔週のペースで各産地の工場を訪問して記事を書いたり、工場とブランドの橋渡しのような取り組みをしています。今後、日本の高い技術力を持つ職人さんと、デザイナーさんが協同して、もっと新しいものづくりが生まれていくことを期待しています。これからファッションの世界を目指す後輩たちにアドヴァイスをお願いします。客観的に自分の長所を見極めて、具体的な目標を定めていく論理的な軸を持つことと同時に、自分が好きなこと(もの)、感動するものを追求していく感覚的な軸の二つを意識的に育てていくことが重要だと思います。