トレンドコンサルティングの一日とは
一人一人それぞれに見合うファッションやライフスタイルなどの情報を的確に提供し、コーディネートしていくトレンドコンサルティングという仕事に関心を寄せている人も多いと思います。
そんなトレンドコンサルティングが一日をどのように過ごし、仕事をしているのか気になる人もいると思います。
今回このページでは、トレンドコンサルティングが一日をどう過ごしているのかをご紹介したいと思います。
トレンドコンサルティングの一日の基本
まずはトレンドコンサルティングの一日はどのように過ごしているのかを見ていきたいと思います。
トレンドコンサルティングには自身の店舗に来店してもらうサロン型と、顧客とともに買い物へ同行しながら提案していく同行ショッピング型の2種類が挙げられます。
顧客へ提案をしていくことは変わりありませんが、提案をする場が異なるため、一日のスケジュールも変動していきます。
今回は自身が経営しているサロンに来店してもらい、さまざまな提案をしていくサロン型のトレンドコンサルティングの一日を見ていきます。
提案しているコースの内容にもよって日々のスケジュールは変動していきますが、今回はコース内にある診断を全て受け、サロン内外でファッションを見ていくというコースの場合で説明していきたいと思います。
午前
サロン型のトレンドコンサルティングは始業時間に合わせて自身のサロンへと出勤していきます。
サロンの多くは10時から19時に設定されていることが多く、それまでに自身の店舗の掃除、店舗の衣類を整理するなどの準備を行なっていきます。
そして開店の前に、一人一人異なる希望を寄せてきているため、どのようなものがいいかを軽くイメージをしながら、サロンの開店時間を迎えます。
予約時間に顧客が訪れたら、カウンセリングを開始します。
まずは顧客の顔を見て、どのようなイメージを希望しているのかをカウンセリングしていきます。
カウンセリングをするときは顧客の顔や体型、さらにはパーソナルカラーがどれなのかを見抜いていきます。
ここでもどのような理由でそのタイプであるのかを、しっかり説明していくことで、イメージに近しいものを選ぶためのポイントも説明していきます。
カウンセリングは2時間ほどの時間を設けているため、ここでお昼の時間を迎える人も多いようです。
午後
どのようなものが似合うかを顧客に説明した後は、実際に似合うアイテムを探していきます。
アイテムの探し方はサロンの中にあるアイテムを提案していく場合と、同行ショッピング型と同じく、実際の店舗へと足を運びながら選ぶ場合があります。
サロンの中にあるアイテムを提案していく場合は店舗で選ぶことが苦手な顧客向けの方法で、店舗にあるものからコーディネートを提案していきます。
実際の店舗へと足を運びながら選ぶ場合は、店舗での選び方も学びたいという顧客向けの方法で、コーディネートに加え、どのような選び方をすれば良いかなど実践的な内容も提案していきます。
店舗は平均として3〜5店舗が多く、提携しているブランドがあればそのブランドへと行き、提携をしていなければ顧客目線に合う店舗を選んでいきます。
夕方
サロン内や実際の店舗でアイテムを選び終えたら、サロンへと戻り、アイテムの撮影を行います。
撮影の目的は、2回目以降の来店したときのデータを作り、アイテムを買い足していけるようにするためです。
そして、アイテムの撮影を終えたら、納品を行ない、閉店時間まではメールなどの返信などで顧客の対応をしていきます。
中には以前に提案を行なった顧客のためにコーディネートブックをブックレットやPDFなどで作成し、納品をするということをしているトレンドコンサルティングも見られます。
今回はコース内にある診断を全て受け、サロン内外でファッションを見ていくというコースでお送りしました。
先ほどお話ししたように、トレンドコンサルティングの提案するコースによって一日の流れは変動します。
短い時間で終えられるコースのみの日もあれば、このように一日顧客に帯同する日もあるため、参考として見てもらえると幸いです。
休日・空き時間
トレンドコンサルティングの休日や空き時間ですが、この点は休日の設定をいつにしているかによります。
多くのトレンドコンサルティングは土日などの休日は、顧客が動きやすい日であることから営業をしており、逆に休日は平日に設定している人が多くいる傾向です。
そして、休日や空き時間などは、どのようなアイテムがあるのかを見るためにウィンドウショッピングを行なっているトレンドコンサルティングが多い傾向です。
とはいえ、プライベートの時間もしっかり設け、自身の視野を広げる努力をしている人も多くいるようです。
まとめ
今回は一人一人それぞれに見合うファッションの情報や、コーディネートを的確に提供していくトレンドコンサルティングが、一日をどのように仕事しているかを見ていきました。
今回は一日帯同するケースについて見ていきましたが、トレンドコンサルティングの一日は日によって変動するため、さまざまな対応を行うことができるようになることが欠かせません。
そのためには、やはりファッションに関する知識や流行がどのようんものか、見抜くための力が必要となっていきます。
いずれの力を身につけていけるように、ファッションに関するさまざまなことを学ぶことができる専門学校をはじめ、大学や短大などで一度足を向けてみてはいかがでしょうか。
この記事を執筆したエスモードなら就職率は約90%以上!
エスモードでは毎年卒業生全員が、デザイナー・パタンナーなどの専門職で就職しています。
デザイナー、パタンナーを育成する総合学科では、各学生を理想のキャリアに導くカリキュラムが組まれています。このカリキュラムの実践を通して、流れの激しいファッション産業界で即戦力として通用する人材を育成することで、他の追随を許さない圧倒的な就職実績を誇っています。ご興味がある方はぜひ下記リンクをご確認くださいませ。
中央校