パンク系ファッションをする時のポイントとは
最近パンク系ファッションに興味があるという方も、自己流でパンク系ファッションを楽しんでいるという方も、パンク系ファッションについて改めて確認してみませんか?
この記事では、パンク系ファッションをとことん楽しむために、ポイントや年代ごとの特徴、必須アイテムまで、幅広くご紹介します。
目次
パンク系ファッションとは
パンク系ファッションとは、どんなファッションのことを指すのでしょうか。
もともとパンクとは、音楽のジャンルに使われていた言葉です。
世の中への怒りや、権力への反発を表した音楽ジャンルで、パンクを演奏するバンドがパンク系ファッションを確立させたのです。
70年代と80年代でテイストが異なる
パンク系ファッションが出てきたばかりの70年代と、確立された80年代では、テイストが異なります。
初期の70年代では、パンク系ファッションはシンプルで落ち着いた印象でした。
この時代には、ポロシャツやトレンチコートといった上品なアイテムも取り入れられていたのです。
80年代になると、今で言う一般的なパンク系ファッションへと変わります。
モヒカンやドクロなど、攻撃的な髪型や服装が好まれるようになりました。
ゴスロリやV系と一緒に扱われることがある
日本ではパンク系ファッションと近いジャンルとして、ゴスロリやV系が挙げられることがあります。
ゴスロリは、ダークで退廃的なゴシックと、お姫様のような少女的なロリータが融合した日本独自のファッションで、V系とはビジュアル系バンドが着用するような、黒や派手なメイクが特徴の耽美なファッションのことです。
なぜこれらのジャンルと一緒に扱われることが多いかというと、ジャンル間の線引きが曖昧だからです。
ゴスロリとパンクが融合したゴスロリパンクというジャンルが派生したり、V系の中でもゴスロリ寄りとパンク寄りに分かれたりしています。
パンク系ファッションを取り入れるためのポイント
ではここからは、パンク系ファッションを取り入れるためのポイントについて説明していきます。
すでにパンク系ファッションを着ている方も、改めて確認してみましょう。
メッセージ性を持ったアイテムを入れる
パンク系ファッションはもともと、社会や政治へのメッセージを表すパンクロックとともに生まれました。
そのためメッセージ性のあるアイテムを取り入れると、パンク系ファッションらしくなります。
特に、社会や政治に対する反抗的なメッセージが書かれたTシャツは、パンク系ファッションの歴史の中で何度も登場しています。
年代によって合わせるアイテムを変える
上述した通り、一口にパンク系ファッションと言っても、年代によってテイストが異なります。
70年代、80年代どちらのテイストを取り入れるかによって、アイテムも変わります。
次の項目でご説明するので、なりたいテイストに合わせてアイテムを選んでみてください。
パンク系ファッションを更に楽しむためのアイテム
さて、パンク系ファッションを楽しむのに必要なアイテムとは、どのようなものでしょうか。
ここからは、パンク系ファッションを楽しむためのアイテムについて、年代ごとにご紹介します。
70年代パンク系ファッションのアイテム
70 年代パンク系ファッションの定番は、スタッズ付きの革ジャンと細身のジーンズでした。
現代の一般的なイメージのパンクとは違い、落ち着いてシンプルなスタイルです。
ダメージ加工されたTシャツやジーンズなども、この時代のパンク系ファッションを代表するアイテムです。
当時は、トレンチコートやポロシャツなどのかっちりしたアイテムも取り入れられることもありました。
そのため70年代のパンク系ファッションを楽しむときは、手持ちのかっちり目のアイテムをそのまま活かしてみても良いでしょう。
80年代パンク系ファッションに使われるアイテム
80年代のパンク系ファッションでは、ドクロモチーフが流行しました。
ドクロには反戦の意味が込められていて、メッセージ性のあるアイテムとしても活躍します。
スタッズやチェーンアクセサリー、明るく染めたモヒカンなど、70年代に比べて攻撃的なアイテムも多く登場します。
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今回はパンク系ファッションをご紹介しましたが、うまく取り入れられそうでしょうか?
パンク系ファッションをはじめ、ファッションは年代ごとに進化していくものです。
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