パタンナーを目指す・学ぶのにおすすめの専門学校・スクール比較
デザイナーがデザインした服に対して型紙や縫製方法を決め、実際に着られるように仕立てるパタンナーは、服ができあがるまでの工程の中で重要なポジションです。
パタンナーになるためには、どんな学校を選べばいいのか、おすすめの学校やスクールをご紹介します。
自分に合った学校、スクールを見つけることができれば、夢に近付く大きな一歩が踏み出せるでしょう。
目次
パタンナーになりたい方の学校選びのポイント
パタンナーを目指すには、資格は必要ないものの、専門学校やスクールなどで服飾の専門的な知識を得ることが必要です。
多くの専門学校やスクールがある中、何を基準に選んだらいいのかポイントをいくつかご紹介しましょう。
パタンナーとしての就職実績が多いか
その学校・スクールに通った卒業生たちがどんな道に進んだのか、就職実績があるのかどうかは選ぶ際の大事なポイントのひとつです。
パタンナーの技術を身につけた上で、自分が就職したい先にいけるのかは今後のモチベーションにも繋がります。
ファッション業界の重要スキル!モデリングについて学べるか
デザイナーがデザインしたものを、パタンナーが型紙におこして縫製を決めることで、平面から立体へと服が完成します。
よりよいものにするために、製図と縫製をチェックしつつ、生産性、デザイン、費用、流行性など、さまざまな観点から見てバランスのいいものにすることが求められます。
幅広い観点からチェックができ、より求められるパタンナーになるためには「モデリング力」が必要です。
カリキュラムの中にモデリングという項目があり、しっかりと学べるのかどうかもチェックしておきましょう。
パタンナーを目指せる服飾関連のスクール・専門の学校比較
数ある専門の学校、スクールの中からおすすめを3つピックアップしてみました。
あなたに会うスクールに出会えるかチェックしてみてください。
エスモードジャポン
100年以上もの歴史のある「エスモードジャポン」では、デザインとモデリングの両方を基礎からしっかりと学ぶことができます。
それぞれに担任講師が1名ずつ配置されているので、生徒の個性を見極めながらきめ細やかなフォローをしてくれるスクールです。
海外でも学びたいという気持ちがあっても、現状はコロナウィルスの影響で留学は難しくなっています。
エスモードジャポンなら、海外留学と同じように英語での受講もできるので、留学希望の人も合うでしょう。
パタンナーを目指せる学科・コース・専攻
総合コース、イングリッシュコース、パリ校留学コース共にパタンナーを目指すことができます。
どのコースも3年制で、総合コースは1年次に基礎を、2年次に応用を、3年次には自分のブランドを制作し、3年間の集大成となる卒コレがあり、将来に向けて総合的な指導をしてくれます。
イングリッシュコースは、カリキュラム内容は総合コースと同じです。
ただし授業は英語で行われるので、ファッション技術に加えて、英語力を鍛えることもできるコースです。
パリ校留学コースは、1.2年次は総合コースと同様ですが、3年次にファッションの中心地であるパリ校へ留学します。
留学先では現地のカルチャーも学べるため、卒業後に海外でも即戦力となる人材を育てるコースです。
カリキュラム
基本的にはスティリズム(デザイン)、モデリング(パターン&縫製)、教養科目、進級試験の4つからなります。
1年次にはデザイン画や平面デッサン、ワンピース作りの基礎などを学ぶことが可能です。
2年次には自分の作品集の制作、ジャケットなど重衣料の制作に取り組みます。
3年次には、プロの審査員が参加している卒コレに向けての制作に取り組み、業界での活躍を意識した指導をしてくれます。
就職実績
幅広い年齢層の衣料を扱う株式会社ワールドや株式会社ユニクロ、下着メーカーの株式会社ワコールなどがあります。
HP上には、就職先一覧としてア行からワ行まで多くの企業名が連ねられているので、チェックしてみましょう。
基本情報
住所 東京都渋谷区恵比寿3-29-6
電話番号 03-5421-2232
文化服装学院
日本初の服飾教育を学べる学校として設立した「文化服飾学院」は、30万人以上もの卒業生をファッション業界へ送り出し、世界でも活躍している人が多くいます。
約32万冊のファッション系の書物を抱える図書館や、歴史ある服を飾る博物館などをそろえ、充実した施設で学ぶことができる学校です。
パタンナーを目指せる学科・コース・専攻
文化服装学院でパタンナーを目指せる学科は、服装科、服装研究科の2つです。
服装科では、各アイテムを作りながらファッションの知識や技術を2年間で学べます。
服装研究科は、既に一般教養と専攻分野の知識を学んでいることを基にして、1年で知識と技術を密度の濃いプログラムで学ぶ科です。
この2つの科で学んだのち、進学できる技術専攻(進学科)では、より専門的にパタンナーの技術を学ぶことができます。
カリキュラム
デザインのカリキュラムでは、服飾デザイン論、ファッションデザイン画などがあります。
実際に作るカリキュラムには、服飾造形や服飾手芸などを通して、装飾の技術や実際に服ができるまでの制作プロセスを学ぶことができます。
服飾に関する知識や技術だけでなく、素材や歴史、アパレル業界の基礎知識などもカリキュラムに組み込まれているので、幅広く学べます。
就職実績
株式会社エドウイン、株式会社オンワード樫山、株式会社イッセイミヤケなどがパターン関連の就職実績として挙げられています。
ほかにもフリーのパタンナーとして活躍している卒業生もおり、幅広いブランドの仕事を手掛けるなど活躍中です。
基本情報
住所 東京都渋谷区代々木 3-22-1文化服装学院
電話番号 03-3299-2211(代表)
03-3299-2222(入学相談係)
上田安子服飾専門学校
西日本の中でも最新トレンドを発信している梅田の中心地に校舎を構える「上田安子飾専門学校」は、ここで作れない服はないと言われるほど、高度な技術を学べる学校です。
プロと同じ専門設備を使って学べるため、卒業後には即戦力として活躍することができます。
パタンナーを目指せる学科・コース・専攻
スポーツファッションやメンズファッションなど、さまざまなコースに分かれていますが、パターンを専攻して学ぶことができるのは、ファッションクリエイターコースです。
2年次の後半から選択することができます。
カリキュラム
パターンの基本から応用まで学べるパターンメーキング、コンピューターを使ったパターン、量産システムを学ぶ縫製工学などが学べるコースです。
パターンをより深く学びながら、ファッション業界の市場動向も研究するので、トレンドも敏感に察知できます。
就職実績
西日本最多の就職実績を誇り、個々の個性を講師陣が見極めつつ、生徒の希望職種への就職100%を目指している学校です。
具体的な就職先としては、株式会社ジャヴァコーポレーション、株式会社イングなどが挙がっています。
基本情報
住所 大阪市北区芝田2丁目5番8号
電話番号 06-6371-1661(代表)
0120-1661-29(入学相談専用)
まとめ
服を作るといえば「デザイナー」が注目されがちですが、型紙から実際の服を作り上げるためには、パタンナーが重要なポジションです。
だからこそ技術を磨き、よりよい服を作り上げられるパタンナーが必要とされています。
中でもエスモードジャポンなら、国内に留まらず海外でも活躍できる人材を目指すことができます。
資料を請求して、自分に合ったコースはあるのか、じっくりと検討してみてください。
この記事を執筆したエスモードなら就職率は約90%以上!
エスモードでは毎年卒業生全員が、デザイナー・パタンナーなどの専門職で就職しています。
デザイナー、パタンナーを育成する総合学科では、各学生を理想のキャリアに導くカリキュラムが組まれています。このカリキュラムの実践を通して、流れの激しいファッション産業界で即戦力として通用する人材を育成することで、他の追随を許さない圧倒的な就職実績を誇っています。ご興味がある方はぜひ下記リンクをご確認くださいませ。
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