RAF SIMONS（ラフシモンズ）について解説！メンズファッションを学ぶ

ファッション好きの男性が夢中になる「ラフシモンズ」とは？
ブランドの概要と魅力、そしてデザイナーのラフ・シモンズの経歴と、話題になったコラボアイテムを紹介します。

ラフシモンズとは

RAF SIMONS（ラフシモンズ）は、1995年にデザイナーのラフ・シモンズが創業したブランドです。

日本ではブランド古着として人気が高く、中には数百万円もの価値があるアイテムもあります。

2020年12月には創立25周年を記念し、過去の名作をリバイバルした「ラフ・シモンズ・アーカイブ・レダックス」を発表。
日本での発売日には、セレクトショップの前に行列ができました。

顧客は20代〜30代の男性が中心ですが、レディースコレクションが始まってからは女性からの人気も集めています。

ラフシモンズの魅力

ラフシモンズは、「クラシックなテーラードスタイルと、反抗的なユースカルチャー（若者文化）が融合したファッション」と言われます。

ラフ・シモンズが青年期に大きく影響を受けた音楽が、彼のファッションデザインにインスピレーションを与えているのです。

またラフシモンズのアイテムは、独創的で芸術性の高いデザインが魅力です。
写真をプリントしたアイテムや大胆なレイヤードファッションは、ラフシモンズが考案し、後に他のブランドでも模倣されるようになりました。

異例の経歴を持つデザイナー「ラフ・シモンズ」

ここからは、デザイナーのラフ・シモンズの経歴を紹介します。

ラフ・シモンズは工業デザイン学校で建築とアートを学び、卒業後はインテリアデザイナーとして活躍していました。

その後、マルタン マルジェラのコレクションを見たのがきっかけで、ファッションの道へ転向を決意します。

彼は自作の服を持って、マルジェラの出身校であるアントワープ王立美術アカデミーへの入学を希望しました。

しかし、ファッション学科ディレクターのリンダ・ロッパから「あなたはうちの学校で学ぶ必要がない」と言われたため、独学で服作りを学ぶことに。

1995年には、ミラノの展示会でラフシモンズのコレクションを発表。
自身のブランドで高い評価を受けた後は、以下の通り数々の有名ブランドのクリエイティブを手がけました。

・JIL SANDER(ジル・サンダー）：クリエイティブ・ディレクター
・Christian Dior(クリスチャン・ディオール)：アーティスティック・ディレクター
・Calvin Klein(カルバン・クライン)：チーフ・クリエイティブ・オフィサー
・Prada（プラダ）：ミウッチャ・プラダとの共同クリエイティブ・ディレクター

特に、プラダの2021年秋冬メンズコレクションでは、モッズやボンバージャケットなどラフシモンズを象徴するアイテムが見られます。

参考URL：2021-22秋冬メンズ – プラダ（PRADA） ｜コレクション（ファッションショー）｜VOGUE JAPAN

ラフシモンズのコラボ

ラフシモンズは度々、他ブランドとのコラボ商品を発表しています。
ここでは、過去に話題になったコラボコレクションを紹介しましょう。

フレッドペリー

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ラフシモンズとフレッドペリーは、継続的にコラボコレクションを発表しています。

2021春夏シーズンのコラボコレクションは、1980年代のロンドンがテーマ。

クラシカルな白のブレザーに、パンクマインドを表現するレタリングを施したキーアイテムを発表しました。

イーストパック

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イーストパックも、ラフシモンズと度々コラボを行うブランドの1つです。

ラフシモンズとイーストパックは、2020年秋冬シーズンにコラボコレクションを発表。
落ち着いたシンプルなデザインが多いイーストパックに、ラフシモンズのパンクテイストが加えられました。

イーストパックの定番アイテム「Padded Pak’r」をベースに、カレッジデザインのロゴ「R」やホワイトチェーンのファスナーを施したバックパックが話題を呼びました。

まとめ

アーカイブはとても高価なラフシモンズですが、コラボ商品は比較的お手頃な価格で買えます。

ラフシモンズのアイテムが欲しいと思った方は、まずはコラボ商品からゲットしてみてはいかがでしょうか。

コラボ商品も人気が高くすぐに売り切れてしまうので、情報はこまめにチェックすると良いでしょう。

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